本日(8/5)のアジアPP市況は横ばいから小幅高予想。
昨日8/4までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系がともに据え置いている。華東地区の現物は多くの市場で強含みの展開。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはグレード限定し、10-20ドル程度引き上げている。大連先物相場はドル換算で9月限が前日比16ドル高、1月限が同11ドル高。中国国内市場は堅調に推移するも、輸入相場への影響はほとんどなく、アジアスポット相場は横ばい。PP HOMOとナフサのスプレッドは、ナフサの上昇を受け、518ドルと前日から13ドル縮小。なお、前週のスプレッドの平均は507ドル、前々週が513ドル。
8/4の大連PP先物
8月4日の大連商品取引所PP先物の主要取引となる9月限は、
終値は前日比120元上昇、〔前日帳入値〕+150元 の 7,763 元となった。単純輸入ドル換算では 924ドル、前日比17ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+337 元
(-40ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は、7780元で引けた。午後の引けより2ドル高の926ドル相当で終えた。
本日8/5前場の大連先物の値動き、
本日8/5の大連PP先物9月限は7735元で始まった。ブレントが44ドル台前半でジリ高。午前中は、7730-7843元のレンジでの推移。午前は7789元、928ドルで引けており、前日の後場の引けに比べ4ドル高。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が調整を入れ、チャイナオイル系が据え置いている。華東地区の現物は多くの市場で強含みの展開。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは、10-20ドル程度引き上げている。中国国内の需給緩和の見通しも、堅調な中国国内相場を受け、本日のアジアスポット市場は横ばいから小幅高となるだろう。
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