本日(8/5)のアジアPE市況は横ばいから小幅高予想。
昨日8/4までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が据え置き、チャイナオイル系がLLDPEを据え置いたが、HDPEを小幅調整、LDPEを引き上げている。だたし、華東地区の現物は多くの市場で取引水準が上がっている。一方、大連LLDPE先物は、9月限がドル換算で前日比15ドル高、1月限が同14ドル高。堅調な中国国内相場の影響は輸入相場への影響は限定された。アジアスポット市場は各PEとも横ばい、PEとナフサのスプレッドは、ナフサの上昇を受け、LLDPEが428ドル、LDPEが564ドル、HDPEが513ドルとそれぞれ縮小。なお、前週のスプレッドの平均はLLDPEが426ドル、LDPEが558ドル、HDPEが517ドルとなっている。
8/4大連LLDPE先物
8月4日の大連商品取引所LLDPE先物の主要取引となる9月限は、
終値は前日比105元上昇、〔前日帳入値〕+150元 の 7,190 元となった。単純輸入ドル換算では 856ドル、前日比15ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+80 元
(-10ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は堅調。7290元の868ドル相当で引けた。午後の引けから12ドル高で終えた。
本日8/5前場の大連先物の値動き、
本日8/5の大連LLDPE先物9月限は7165元で始まった。ブレントが、44ドル台前半でジリ高。夜間取引の上昇を削っている。午前中は、7135-7310元のレンジで推移、7205元の858ドル相当で引けた。前日の引けより2ドル高。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系がLDPE、LLDPEを引き上げ、チャイナオイル系がLLDPEを引き上げている。華東地区の現物は多くの市場で取引水準が上がっている。輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはHDPEがグレード限定し、引き上げられている。堅調な中国国内相場が輸入相場を押し上げる可能性は十分残されている。本日のアジアスポット市場は横ばいから小幅高となるだろう。
///お見せします石油化学記録簿の底力を/// BY 管理人
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