昨日7/2までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置いている。現物市場は小幅高、また輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはPP HOMOヤーン/インジェクションは小幅に引き上げられている。一方、大連先物PP 9月限は続伸。国内市場が精彩を欠いたことからアジアスポット相場は、変わらず。PP
HOMOとナフサのスプレッドはナフサの小幅上昇を受け、510ドルと前日から1ドル縮小。なお、前週のスプレッドの平均は515ドル、前々週が526ドル。
7/2の大連PP先物
7月2日の大連商品取引所PP先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比39元上昇、〔前日帳入値〕+45元 の
7482 元となった。単純輸入ドル換算では 881ドル、前日比6ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+325 元
(-38ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は概ね横ばい、7510元で引けた。午後の引けより3ドル高の874ドル相当となっている。
本日7/3前場の大連先物の値動き、
本日7/3大連PP先物9月限は7482元で始まった。ブレントが42ドル台後半で動きとなるなか、午前中は、7472-7644元のレンジでの推移、一時899ドル相当まで買われたが、午前は7555元、889ドルと小幅高で引けている。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに据え置いている。現物市場はほとんどグレードが強含みの展開、また輸入や保税地区からの出荷に関するオファーはPP HOMOヤーンの一部で引き上げられている。本日のアジアスポット市場は、10ドル程度上昇する可能性がある。
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