昨日7/2までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は
中国華東地区の出荷価格はシノペック系がLDPEを引き上げ、チャイナオイル系がHDPE、LDPEを引き上げた。華東地区の現物市場はまちまち。また輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは据え置かれている。一方、大連LLDPE先物は小幅高。アジアスポット市場はLLDEP、LDPE、HDPEは中国国内市場の動きも乏しく、すべて横ばい。PEとナフサのスプレッドはナフサが小幅高となったことから、LLDPEが430ドル、LDPEが521ドル、HDPEが490ドルへそれぞれ1ドル縮小した。なお、前週のスプレッドの平均はLLDPEが415ドル、LDPEが508ドル、HDPEが463ドルとなっている。
7/2大連LLDPE先物
終値は前日比0元変わらず、〔前日帳入値〕+/-0元 の 6,890 元となった。単純輸入ドル換算では 811ドル、前日比2ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+85 元
(-10ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は概ねで推移。6895元の811ドル相当(前日比1ドル高)で引けている。
本日7/2前場の大連先物の値動き、
本日7/3の大連LLDPE先物9月限は6895元、811ドル相当で始まった。ブレントが43ドル後半で小動きとなるなか、午前中は、6890-7010元のレンジで推移、一時825ドル相当まで下げるも、午前は6950元、818ドル相当で引けた。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系がともにHDPE、LDPEを引き上げている。華東地区の現物市場はPEすべてが強含みの展開まちまち。また輸入や保税地区からの出荷に関するオファー引き上げている。本日のアジアスポット市場は、小幅高となる可能性がある。
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