2020年6月30日火曜日

本日(6/30)のアジアPE市況予想(13時更新)


本日(6/30)のアジアPE市況は横ばいから小幅高予想

昨日6/29までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は



















中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系ともに各PEを据え置いている。華東地区の現物市場は小幅に取引水準が上がっており、また輸入品や保税地区から出荷もLDPEを中心にオファー水準が上がった。一方、大連LLDPR先物は堅調な原油に連れ高。アジアスポット市場はHDPE20ドル高、LDPELLDPE10ドル高。PEとナフサのスプレッドはナフサの軟化を受け、LLDPE453ドル、LDPE544ドル、HDPE523ドルとそれぞれ拡大した。なお、前週のスプレッドの平均はLLDPE415ドル、LDPE508ドル、HDPE463ドルとなっている。

6/29大連LLDPE先物



629日の大連商品取引所LLDPE先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比90元下落、〔前日帳入値〕ー60元 の 6,785 元となった。単純輸入ドル換算では 797ドル、前日比13ドル下落。
9月限と1月限のスプレッドは、+120 (-14ドル)。
なお、夜間取引(22時~24時)では日中の引けから堅調に推移。6900元の810ドル相当で引けている。

本日6/30前場の大連先物の値動き、




















本日6/30の大連LLDPE先物9月限は6795元と下げて始まった。ブレントが41ドル台中盤で小動きとなるなか、午前中は、6785-6940元のレンジで推移、午前は6910元、811ドル相当で引けた。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系がLDPEのみを引き上げ、チャイナオイル系が各PEを据え置いている。華東地区の現物市場は小幅に取引水準が上がっており、強含みの展開。本日のアジアスポット市場は横ばいから小幅高となるだろう。


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