本日(7/2)のアジアPE市況は横ばいから小幅高予想
昨日7/13までのPE市況(アジア/中国国内/大連LLDPE先物)推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系、チャイナオイル系がともにHDPE、LDPEを引き上げ。LLDPEも一部引き上げ。華東地区の現物市場は強含みの展開。一方、大連LLDPE先物は横ばいで推移。アジアスポット市場はHDPEが横ばい、LDPEが10ドル高、LLDPEが10ドル高。PEとナフサのスプレッドはナフサが上昇しているため、LLDPEが431ドルと変わらず、LDPEが522ドルと変わらず、HDPEが491ドルへ縮小した。なお、前週のスプレッドの平均はLLDPEが415ドル、LDPEが508ドル、HDPEが463ドルとなっている。
7/1大連LLDPE先物
7月1日の大連商品取引所LLDPE先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比10元下落、〔前日帳入値〕+15元 の
6,890 元となった。単純輸入ドル換算では 810ドル、前日比変わらず
9月限と1月限のスプレッドは、+110 元
(-13ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は横ばいで推移。6890元の810ドル相当(前日比1ドル高)で引けている。
本日7/2前場の大連先物の値動き、
本日7/2の大連LLDPE先物9月限は6890元、811ドル相当で始まった。ブレントが42ドル近辺で小動きとなるなか、午前中は、6820-6910元のレンジで推移、一時803ドル相当まで下げるも、午前は6895元、812ドル相当で引けた。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系がLDPEを引き上げ、チャイナオイル系がHDPE、LDPEを引き上げた。華東地区の現物市場はまちまち。また輸入や保税地区からの出荷に関するオファーは据え置かれている。本日のアジアスポット市場はLDPEが強含みで推移し、小幅続伸する可能性がある。
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