先週7/17までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は
中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系が一部を100元引き下げ、チャイナオイル系が据え置き。華東地区の現物で多くの市場が50-100元程度下げており、弱含みで推移している。一方、輸入や保税地区からの出荷に関するオファーを引き下げている。川下の需要は低迷しており、定修明けに伴う再稼働から供給増加が懸念されている。メーカーは政策的に出荷価格の引き下げを続ける状況にある。先物相場は9月限、1月限がドル換算でそれぞれ1ドル上昇。軟調な中国国内現物市場も、アジアスポット相場はその影響を受けず横ばい。PP HOMOとナフサのスプレッドは、ナフサの下落を受け、536ドルと前日から4ドル拡大。なお、前週のスプレッドの平均は529ドル、前々週が503ドル。
7/17の大連PP先物
7月17日の大連商品取引所PP先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比25元上昇、〔前日帳入値〕ー31元 の
7,494 元となった。単純輸入ドル換算では 889ドル、前日比1ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+218 元
(-26ドル)。なお、夜間取引(22時~24時)は軟化、7430元で引けた。午後の引けより8ドル安の881ドル相当。
本日7/20前場の大連先物の値動き、
本日7/17大連PP先物9月限は7491元で始まった。ブレントが42ドル台後半で小動き、午前中は、7410-7538元のレンジでの推移、売り買いが交錯し、午前は7457元、886ドルで引けている。前日の午前の引けに比べ1ドル安。中国国内華東地区の出荷価格はシノペック系の一部がCPPを100元引き上げ、その他グレードは据え置き、チャイナオイル系がほとんどグレードを100-300元引き下げている。華東地区の現物で多くの市場が、弱含みで推移している。一方、輸入や保税地区からの出荷に関する一部のオファーが引き下げられている。川下の需要は低迷しており、定修明けに伴う再稼働から供給増加が懸念されている。連日の弱気ムードを受け、本日のアジアスポット市場は、横ばいから小幅安となる可能性がある。
///お見せします石油化学記録簿の底力を/// BY 管理人
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