本日(6/4)のアジアPP市況は反落予想
昨日までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は
中国国内市場はメーカーが出荷価格の水準を維持し、大連PP先物の9月限が横ばいで推移したことを受け、国内現物市場は前日からドル換算で1ドル程度上昇となった。
アジアスポット市況は堅調地合いを背景に、5ドル程度の上昇となった。なお、輸入品のオファーはPP HOMO YARNが前日比10ドル低下、PP HOMO INJECTIONは同10-20ドル低下、PP COPOLYはまちまちで、タイ産が低下し、インド産が上昇、PP FILM 同変わらず、PP FIBER 同10ドル上昇。
ブレントが堅調に推移、ナフサは連れ高。ナフサの足元の需給の引き締まり感はPPを勝っており、ナフサの上昇が先行し、PPが追う格好となるだろう。PP HOMOとナフサのスプレッドは511ドルと前日から縮小した。
昨日6/3の大連PP先物
6月3日の大連商品取引所PP先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比9元下落、〔前日帳入値〕+11元 の
7,504 元となった。単純輸入ドル換算では 877ドル、前日比変わらず
9月限と1月限のスプレッドは、+309 元
(-36ドル)。
なお、夜間取引(22時~24時)では861ドル相当で引けている。前日より13ドル安。
大連先物の値動き、本日12:30まで
本日午前中、大連PP先物9月限は7478元で始まるも、夜間取引の流れや上値が重い原油相場の影響受け、弱含みの展開。午前は7355元で引けた。また、中国国内は華東地区でメーカーが出荷価格を据え置いている。ブレントは午前中、39ドル台前半でジリ安。市場の反応は限定されるが、ブレントはさらに38ドル台を目前にして、先物にも売りが入り、国内現物市場に下押し圧力がかかる。
本日午後のアジアスポット市場は、横ばいから小幅下げとなる可能性がある。
///お見せします石油化学記録簿の底力を/// BY 管理人
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