2020年6月3日水曜日

本日(6/3)のアジアPP市況予想

本日(6/3)のアジアPP市況は続伸予想

昨日までのPP市況(アジア/中国国内/大連PP先物)推移は


中国国内市場は多くのメーカーが出荷価格を引き上げている。大連PP先物が堅調に推移し、プロピレンやPPパウダーが100元上昇したことが影響した。国内現物市場は値を伸ばし、ドル換算で10ドル程度上昇となった。
アジアスポット市況は中国国内市場をそのまま映す格好となり、10ドル程度の上昇となった。なお、輸入品のオファーはPP HOMOが前日比10-40ドル上昇、PP COPOLYが同10-30ドル上昇、PP FILM 同0-20ドル上昇、PP FIBER 同0-10ドル上昇。

ブレントが堅調に推移、ナフサは連れ高。足元の需給の引き締まりからナフサの上げ幅はブレントを上回った。ナフサの上昇が先行し、PP HOMOとナフサのスプレッドは513ドルと前日から縮小した。

昨日6/2の大連PP先物

6月2日の大連商品取引所PP先物は主要取引となる9月限は、
終値は前日比57元上昇、〔前日帳入値〕+164元 の 7,513 元となった。単純輸入ドル換算では 877ドル、前日比8ドル上昇。
9月限と1月限のスプレッドは、+388 元 (-45ドル)。
なお、夜間取引(22時~24時)では874ドル相当で引けている

大連先物の値動き、本日12:30まで


本日午前中、大連PP先物9月限は7500元付近で小動き。中国国内は華東地区以外でメーカーが一部のグレードの出荷価格を引き上げている。市場の反応は限定されるが、ブレントは10時前に40ドルに乗せており、午後も値を伸ばすと、先物にも買いが入り、国内現物市場の上昇を後押しする可能性がある。ただし、一部の輸入品のオファー水準が切り下げられた点が気掛かりだ。

本日午後のアジアスポット市場は強含みで推移し、横ばいから10ドル上がる可能性がある。

///お見せします石油化学記録簿の底力を/// BY 管理人 

明日はPEも追加予定

0 件のコメント:

コメントを投稿

/// お見せします石油化学記録簿の底力を /// 3.23

  超過激師弟 管理人から3/23のDAILYレポートのTOPICS項目のお知らせ。 ご興味あれば、 ご一報をくださいませ。  E MAIL : petchem.recordbook@gmail.com ・シージーエスター、フタル酸系可塑剤など値上げ ・カネカ、変成シリコンポリマ...